【あらまし】
無農薬・無化学肥料で育てた野菜を販売するお店です。
標高1000メートル以上の蓼科高原で栽培し、肥料も手づくりしています。
品種はすべて在来種・固定種を使い、F１種子は使っていません。
未来につながる食を出来るだけ多く残せるよう、日々畑と向き合っています。


【肥料】について
米ぬか、籾殻、作った燻炭、薪ストーブや焚き火からの草木灰、安全な場所で集めた落ち葉、刈り草、作物残渣、家の生ゴミ（オーガニック食生活です！）だけで微生物の働きを探りながら、試行錯誤して肥料を作っています。それを最小限の量で使います。
購入した有機肥料や鶏糞などの動物性肥料は一切使っていません。



【種について】
F１種が環境や体に悪いと証明できる人はいません。
同時に、問題が全くないと証明できる人もいません。
私達は、F１種を否定はしませんが、海外産ばかりのタネ市場から、命の源である種を購入し国産野菜と言って人の手に渡すのには矛盾を覚えます。
自分たちが農業をやるからには、固定種を紡ぐ他の農家さんたちと共に、固定種、在来種の種を紡ぎ、未来の子どもたちやその子どもたちに残していきたいと思っています。そのために循環可能である固定種・在来種のみを使い、出来るだけ自家採種の種で栽培しています。


【野菜づくりをする上で大事にしていること】
自然の中で自然の恩恵で成り立つ職業なので、環境負荷をかけないことを大事にしています。
そのために畑の中で物質・エネルギーが循環し、環境—畑間でも物質・エネルギーが無理なく循環するような畑作りを学び続けるようにしています。
また、微力ながら野菜を食べてくれる皆様の〈食べる喜び〉と〈健やかな毎日〉にお力添え出来るよう、美味しくてパワー溢れる野菜が育つ畑を目指して、先輩農家さん達からたくさん学びつつ自分たちの畑をつくっています。